我が天然パーマに歴史あり

※アイキャッチ画像は後で変更する予定です。

ここ1年位で床屋から美容院にフェードインしました。
こんにちは、キイチです。

私は天然パーマです。
しかも、なかなかのものでして、調子の良い状態だったら小鳥が住めるのではないでしょうか。

幼少のときは近所の床屋さんに親と一緒に行き、髪型も親と理容店のおじさんが大人の判断により、おとなしく刈られていたと思います。
ある程度大きくなり、一人に行くようになってもカットしてもらう内容は同じでした。



所変わっても技術は同じ

東京に行ってからは困りました。

新規開拓でくるくる天然パーマを任せられる、信頼出来るお店を探すのかと悩んでいましたが、専門学校で知り合った友人と行った理容店は今も良くある格安カットで、記憶では態度もぶっきらな感じでしたが、なんとか助けられました。

地元静岡に戻り、また以前の理容店さんに通う予定でしたが、学生のときの格安カットでケチになった私は、やっぱり格安カットに。
こちらでは、パンチパーマで鼻の下の口ひげのおじさんは鏡越しに「スゲェーくせっ毛だな!おいっ!」と初対面ですが遠慮なしのジャブをいただいたのです。

でも「ちょっちゅねー」は言ってなかったです。

天然パーマについては色々言われてなれているので、ちっとも効かなかったですが、おじさんのパンチパーマのほうが、その名の通り「パンチ」があるよと言いたかったです。



初めての美容院

それから永い間、その格安カットのお店で切ってもらっていましたが、何を思ったのか一度「美容院で整えてもらいたい」と何か発作的に取り憑かれました。

妹に美容院を紹介してもらい、ちょっとドキドキしながらその美容院に行くと、そこはスタイリスト(?)の女性が一人、アシスタントの方が一人でした。

まず、アシスタントの方が洗髪しターバンのようにタオルを巻かれて、鏡の前でおとなしく待っておりました。
すると、アシスタントの方はさっと下がり「先生、お願いします。」と時代劇で用心棒を呼ぶ悪徳商人のようなセリフを静かに言うと、奥からスタイリスト(?)の女性が出てきて「どのようにしますか?」と聞かれたのですが、私は初めての美容院なので、どう頼んでよいかわからず「じ、自分に似合った髪型にしてください!」と天パのくせに美容師さんに無理難題をふっかけたのです。

それから、時間が経ち美容師さんから終了の合図をもらい、初めて美容院でセットしてもらった頭を鏡で見てみると。
そこには、耳かきのフサフサかもしくはマッチ棒のような自分が映っていました。
「あーやっぱり、自分の天パは難しいんだな」とちょっとシュンとして帰宅したのを覚えています。



電気バリカンを購入

元の格安カットに戻り、また永らく過ごしておりましたが、結婚して子供を授かってからしばらくして状況は変わりました。
あれだけ、他人にまかせるのは難儀なことだと懲りているはずなのに、妻に任せることになるとは露程にも思っておりませんでしたが、いがいにも上手に刈っていただいておりました。
しかし、妻も喜んで私の天パを刈っているわけではないので、妻の負担を減らすべく電気バリカンを購入。

いやいや、電気バリカンも難しいですね。
前頭部から頭頂部にかけて舗装道路を作ってしまい、その現場を見てしまった子供が「と、と、とおちゃんがハゲた―!!」と大声で妻を呼びにいってしまい、みんなの笑いものになったのです。

しかも、子供の保育園の卒園式のタイミングだったため、卒園式にはニット帽をかぶって出席したことで、他のお母様方から「旦那さん、どうしたの?」と気を使わせてしまいました。



リベンジ美容院

せっかく購入した電気バリカンですので数回使わせてもらいましたが、同じような失敗をやってしまったことで、さすがに「専門家に切ってもらいな!」と強めに家族から忠告を受けました。
その時、友人が既に美容院を開店させていたこと、しかも自宅からとても近所だということもあり、それからはそちらでカットしてもらっています。
ただ、スパンがとても永いため、めちゃくちゃ伸びてから予約します。
そこまで伸びると髪の毛が横に広がっていき、シルエットがまるで「大きなUFOチョコを頭に乗せたおじさん」の様に見えるかもしれません。




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